例えば、大阪市在住者であれば、国内線で飛行機を使ってどこかへ行くとき、
第一希望は伊丹空港だけど、空きがなければ、関西空港や神戸空港利用しても構わないというスタンスの人が多いと思います。
(路線にもよりますが)
実際に関西の旅行会社に勤めていた時はそういうお客さんが多いと感じました。
しかし、それに比べて福岡県民のなかで福岡空港の他に北九州空港があるとどれくらい認識されているのでしょうか。
福岡市近郊に住む人は100パーセント福岡空港を使うでしょうし、北九州空港を利用することなんて限りなく0に近い確率だと思われます。
(かく言う私も北九州空港をまだ利用したことがありません。)
しかし、最近、北九州空港の意義を見直す出来事があったんです!!
こんばんは!Ruriです。
東京在住の妹家族に会いに、両親が10月2日~東京に遊びに行って、5日の帰りに妹と甥っ子を連れて帰ってくる予定でした。
5日の飛行機はANA269便19時羽田発福岡行き。
離陸する直前で停電したらしく、妹から機材故障で遅延するという連絡が入りました。
天候不良でもないし、遅延するなんて予想外の事態。
私も心配でANAのホームページをチェックしていたところ、なんと
機材整備のため欠航したという情報。
しばらくして、父から
『振替できるか分からないから、今日は帰れないかもしれない』と。
ますます心配になる私。
それが、21時過ぎに
『スターフライヤーの22時の飛行機に乗る。帰るのは夜中になる』という母からの連絡。
その手があったか!
(旅行会社歴長かったけど、北九州空港の代替案は盲点)
その後、北九州空港から博多駅までバスに乗り、博多駅からはタクシーを利用し深夜2時過ぎに帰宅。
聞くところによると、機材整備を伝える機長のアナウンスが誠実さのかけらもなく、かなり残念だったとのこと。
しかも、空港カウンターでのアナウンスも行き届いておらず、スターフライヤーへの代替便は妹がダメ元で聞いたら、並んでいた列とは別の場所での受付と判明。
妹は子ども(甥っ子ちゃん)を抱えてかなり奮闘してくれたみたいです。
福岡空港は22時までですが、北九州空港は24時間営業のため、助かりました!!
両親だけじゃ、絶対にスターフライヤーで帰れてない。妹がいてくれて良かったです。
その間、甥っ子ちゃんは泣きもせずひたすら耐えていたとのこと。
スターフライヤーの機内で甥っ子ちゃんはポツリと
『おうちにかえりたい、、、』と言ったそう。
これだけでおばちゃん、泣けるわ。
遅延からの欠航、そして代替便での深夜帰宅は大人でもきついのに、おうちに帰りたかったよね、、
2歳児の甥っ子ちゃん、よく頑張ってくれました!!!!!
深夜になりましたが帰ってきてくれたおかげで、次の日、予定通り祖母宅に行くことができました。
今回の教訓としては
・夜の便は欠航になったときリスクがある
・代替経路を考えておく必要がある
ことを学び、
何と言っても24時間空港・北九州空港の意義を見直しました。
福岡に北九州空港があって良かったです。
追伸
北九州空港から博多駅までのバスで妹の隣に母が座れるよう快く席を譲ってくださった紳士の方、この場を借りて御礼申し上げます。
妹と母が隣に座れたことで甥っ子ちゃんが横になれました!
本当にありがとうございました!