台湾中部の景勝地である日月潭に台中から日帰りで行ってきました。
ベストシーズンの一つと言われる11月に行きましたが過ごしやすい気候で散策も楽しく紅茶もとてもおいしかったです。
この記事では以下のことをまとめています。
日月潭の①ベストシーズン②読み方③紅茶④観光のモデルコースなど
実体験を踏まえた日月潭のモデルコースも書いているのでご興味ある方は参考にしてくださいね!
日月潭のベストシーズンは春か秋!個人的には秋がおすすめ
日月潭は台湾中部の南投県に位置する台湾最大の湖で台湾を代表する景勝地の一つです。
自然を楽しむ観光地となるため、気候のいい晴れた日に行きたいところです。

でも日月潭のベストシーズンっていつなんだろう?って思いますよね…
今回私たちはベストシーズンのひとつと言われる秋(11月の中旬)に行きましたが、気温もちょうどよく晴れていて清々しい景観を楽しめました。

日月潭のベストシーズンを調べてみましたが、概ね以下となるようです。
降水傾向は台中とほぼ同じです。標高がある分だけ気温が下がります。冬(1月2月)は少し寒いかもしれません。ベストシーズンは雨が少なく天気が安定する10月~4月。
引用:たびたびアジア「台湾旅行のベストシーズン(台中・嘉義編)」
私が過去に日月潭に行ったときは悪天候だったため、今回はどうしても季節のいい晴れた日に行きたいという希望がありました。
今回は念願の晴れた日に日月潭に行く事ができて良かったです。
台湾に年間通していたわけじゃないので、詳しいことはわからないですが、
台湾旅行するなら日月潭に限らず10~11月がよい季節なのでは?というのが個人の見解です。
夏は暑すぎますからね…
日月潭の読み方は…中国語読みで「リーユエタン」
ちなみに日月潭を日本語読みすると「にちげつたん」「じつげつたん」です。
スマホの予測変換ではどちらの日本語読みで入力しても「日月潭」の漢字にたどり着けるようです。
日月潭を中国語読みすると「リーユエタン」です。
日月潭の紅茶は統治時代に日本人、新井耕吉郎氏によって持ち込まれた!
台湾と言えば台湾茶のイメージがありますが日月潭周辺では紅茶が栽培されており、台湾最大級の紅茶の生産地になっています。
普段はコーヒー派ですが、紅茶が有名な日月潭で紅茶を飲まないわけにはいかない…!
ということで。
「台茶18紅玉」という一番の売れ筋商品を飲んできましたよ!

すっきりした味わいで飲みやすかったです!
ただ、量が多くて飲みきれませんでした…。
彼氏曰く、この麓水居は日月潭紅茶の有名店らしいです。

その後、朝霧茶荘で紅茶のアイスクリームも食べました。
伊達部へ向かう船のなかで乗務員の方が(中国語で)「アイスクリームの割引券あるよ~」とアナウンスしていて10元割引券をもらいました。
船内アナウンスで【冰淇淋(bīngqílín)=ビンチーリン=アイスクリーム】という単語が聞こえて、遊覧船の下車時に割引券を求めて並んでいる人がいたら、割引券を受け取られるのをおすすめします!
ソフトクリームは数種類あって一番スタンダードな紅茶アイスクリームを食べましたが濃厚でおいしかったです!(2023年11月現在120元、割引後110元)

紅茶はドリンクで飲むよりアイスクリームに練り込んである方が個人的には好きかも…♡
口コミ見ると以前はカフェスペースがあったようですが、今はテイクアウトのみでお土産を売っているスペースが少しありました。
台湾の紅茶については紅茶屋さんの記事が詳しかったので貼っておきます。
日本統治下で台湾の紅茶栽培に尽力したのは日本人の新井耕吉郎氏。
彼は「台湾の紅茶の父」と言われているそうです。終戦後に妻子を日本に帰し自身は一人台湾に留まることを選択するも翌年にマラリアに感染し42歳で死去とのこと。なんて切ない結末…。
>>nippon.com 台湾を変えた日本人シリーズ:「台湾紅茶の父」と呼ばれた新井耕吉郎
日月潭を観光!モデルコース(サイクリングなしver)
どこから日月潭に向かうか(台北?台中?)、日月潭に宿泊するか、その他様々な条件で最適なモデルコースは変わってくると思います。
ここでは私たちが今回行ったところを中心に日月潭のモデルコースをご紹介しますね。
とはいえ、考えてくれたのは私ではなく彼氏です。(感謝!)
①台中から南投客運のバスに乗る(朝8時すぎ出発)
台中駅近くの南投客運から日月潭行きのバスに乗りました。(台中から朝8時すぎ発)
所要時間は約2時間で悠遊カード(台湾の交通系ICカード)が使えます。
座席は先着順で自由席でした。
悠遊カードはいわゆる日本の交通系ICで台湾観光に便利なのでお持ちでない方は購入をおすすめします。

②向山ビジターセンター
斬新なデザインが目を引くこの日月潭 向山遊客中心(向山ビジターセンター)」はなんと日本人建築家の團紀彦氏が建築デザインを手がけたとのこと。


この日はイベントがあるようで、赤い椅子が敷き詰められていました。
中にはお土産屋さん、広場の方ではコーヒーや軽食などが売られていました。(広場常時開催かはわかりません)私はシュークリームを食べました。

③向山自転車道
向山ビジターセンターの近くに向山自転車道があり、サイクリングを楽しまれている方も大勢いました。
今回はサイクリングはせず自転車道を歩いて散策しましたよ。

サイクリングもいいですが、写真を撮りたくなるような場所もたくさんあるので写真を撮りながら歩くのも楽しかったです。
④バス移動し昼食/明潭茶老爸
バスで移動し、明潭茶老爸という麺が有名な店で食べました。
(飲食店のほか、観光客用のホテルなども多い場所でした)
観光地価格だなと思いましたが、日月潭エリアにしては安く、台湾ならではの食事ができる場所のようです。

私はここで米苔目(みーたいむー)に初挑戦。うどんのようでうどんではない…でも変な癖もなくあっさりしていておいしかったです。
鶏肉もやみつきになる味付けでした。
提供スピードも速くて、さすが観光客慣れしているお店でした。

⑤船に乗船(玄光寺、伊達邵)
お腹が膨れたところで遊覧船に乗り、玄光寺と伊達邵の観光へ。

雨のなか散策した10年前とは大違い…!(笑)
日月潭の綺麗な湖を眺めることができて大満足でした。

ちなみに船の座席は先着順です。屋外と屋内の座席があります。
その後、玄光寺へ。
遊覧船で玄光埠頭まで10分位、玄光寺まで続く道は階段が多いので足腰が悪い方にはおすすめできません。
お寺は高台にあるので眺めは良かったです。

帰りに有名な茶葉蛋(煮卵)を買いました!

茶葉蛋、好きでつい見かけたら反射的に買ってしまいます!(笑)

茶葉蛋はにおいと見た目は美味しくなさそうだけど、美味しいです…!!
遊覧船に再び乗り、伊達邵エリアへ。ここは繁華街でお土産屋さんや飲食店が立ち並んでいます。

行列だったこのフィッシュロール?みたいなのを買ってみましたが、あまり口に合わず…残念。
めちゃくちゃ並んでいたのできっと台湾人の口には合うんだろうな…。
その後は、先ほどご紹介した麓水居で紅茶と朝霧茶荘で紅茶のソフトクリームを食べました。
私は紅茶が気になったのですが、他にも色々食べ歩きできるものはありましたのでお好みで探してみてください。

伊達邵エリアの全体の地図はこのようになっています。(2023年11月現在)
お店の入れ替わりはあるかもしれませんが、ご参考までに。
⑥台中へ戻るバスに乗る(16時ごろ発)
16時頃発のバスに乗り、台中まで戻りました。
バスは満員になったら乗れないので時間前でも待ってた方がいいです。
ツアー情報 日月潭のオプショナルツアーはkkdayが多い!
私がもし一人で行くならオプショナルツアーを使って行くと思います。
各社のオプショナルツアーのリンクを載せておくので参考になさってください。
ちなみにkkdayは台湾の会社だからかツアー掲載数が多かったです!
まとめ
最後に日月潭のおさらい!
①ベストシーズン→ベストシーズンは雨が少なく天気が安定する10月~4月。今回は11月中旬に行ったが過ごしやすい季節でおすすめ。
②紅茶→日月潭は紅茶の産地。紅茶を普及させたのは日本統治時代の新井耕吉郎氏。日月潭ならではの紅茶はぜひ飲んで!
③台中発!日帰り観光のモデルコース→向山ビジターセンター→昼食→玄光寺、伊達部など
④日月潭の読み方→日本語読み:「にちげつたん」「じつげつたん」中国語読み:「リーユエタン」
何かの参考にしていただけると嬉しいです。
