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今話題の工藤勇一さんの本を読んでみた!【読書/教育】

電子書籍で前から気になっていた工藤勇一さんの「麹町中学校の型破り校長 非常識な教え」を読みました。

従来の学校教育で育った身としては斬新すぎる内容でしたが、この校長がやたら注目されるということは2022年の今現在もこういう学校が少ないからでしょう。

この麹町中学校では特に子どもの自主性や考える力を重視していて、例えば以下のような取り組みをされています。

①宿題なし

②定期テストなし

③頭髪・服装指導なし

④担任制廃止

①~④を見ただけで、そんなに自由にさせて大丈夫?って思ってしまいましたが、

本を読み進めていくと、どうして①~④を工藤さんが選択しているのかわかります。

②の定期テストなしは誤解されやすそうですが、テストが全くないわけではなくて、従来の一夜漬けで対処できるような定期テストがないというだけでテストはあるみたいです。

麹町中学校のテストは3段階にわかれているようです。

1,小テスト(成績に反映しない/自己採点)

2,単元テスト(成績に反映する/再チャレンジ可)

3,実力テスト(成績に反映しない/1年に4~7回)

この仕組みはいいなと思いました。

工藤さんが仰るように「テストの目的は子どもたちが“わかる・わからない“を把握すること」で、テスト前に一夜漬けしていい点数が取れても実力がついていなかったら意味ないですもんね。

あと、面白いアイディアだなと思ったのが、この中学校は生徒手帳のかわりに手帳を配るんですって!

学校に行く時間、その他諸々の時間を除いて、自由な時間はどれくらいあるかを可視化して

じゃあ、その自由時間で何をやるか?具体的なアクションを考えさせるらしいです。

手帳を使う、使わないは自由みたいですが、手帳を配るとは・・・大人さながらですね。

でも、ある意味、学校や先生のせいにできないので自分で考えるのめんどくさーってなる人にとっては意外と厳しい環境なのかもしれません。

今の社会に求められている力だとは思いますけどね。

学校教育はもちろん子育ての話もあったので、子育て中の方にもおすすめです。


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この記事を書いた人

現在は福岡情報を中心に旅行、グルメ、日々のあれこれを綴っています。

食べること全般、コーヒーとカフェが大好物!

海外は近場が好きです。2013年までは韓国中心でしたが、ここ数年は台湾に縁があり台湾記事が多めになっています。

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