メモを取るときってどんなとき?
そう!忘れたくないときにメモ帳やスマホ、パソコンのメモ帳などを使いますよね。
私を含め多くの方がメモ=記憶媒体として使っていると思います。
でも、それだけではもったいない!
おすすめの人
①メモ=記憶媒体以外の使い方が知りたい方
②言語化能力を鍛えたい方、アイディアを生み出したい方
③就活や転職を考えていて自己分析をしたい方
何かしらヒントになると思いますが、特に私がこの本を読んでおすすめしたいのは①~③に当てはまる方です。③に関してはタイトルと関係なさそうに見えますが、メモを活用した自己分析の方法なども詳しく書かれているので(実は「自分を知るための自己分析1000問」という付録が付いている)、就活、転職などにも大いに役に立ちそうです。ちなみに私は自己分析はやっていません(笑)
私が思うこの本のすごいところ
この著者が言うには
メモを書く(ファクト)→抽象化→転用が大事とのこと。
メモを書く、まではわかっても抽象化→転用の部分がなかなか新しい発想なので、本に載っていた例で解説を加えます。
<ファクト>
大阪でチラシと飴を一緒に配ったら東京の3倍の効果があった。
↓
<抽象化>
大阪人は東京人より直接的で目に見えるメリットの請求に弱い。
↓
<転用>
大阪では目に見えて価値を感じてもらう工夫をすることが東京以上に重要ではないか。
「メモの魔力」より引用
まぁ、経営者とか起業家レベルの人たちは当たり前かもしれませんが、私にとっては特に「抽象化→転用」の部分が斬新な考え方でした。
上記の例は仕事の話でしたが、本書に書かれているメモの活用方法は身近なことにも応用可能で言語化や発想力を鍛えるのにいい練習になりそうです。
まとめ
この本を読むと見逃しがちなささいな日常も可能性にあふれていることに気づけます。
「おいしかった」「よかった」「勉強になった」など簡単な言葉ですませてしまいがちですが、一歩踏み込んで、「なぜそう思ったのか?」を考えて、実際の生活に活用できたらいいなと思います。