昨日、タイ料理を食べる前に母と行ったのは
福岡市博物館で開催中の藤城清治さんの展示会。
名前を聞いてもぱっと思い出せない人も作品を見ると、絶対どこかで目に触れたことがあるはず!!
予想以上の集客力でびっくりだったけど(平日の昼間に行ったため年配層高し)、
たくさんの人を惹き付ける藤城ワールドは一見の価値あり!!!
私も
緻密で、
鮮やかで、
可愛らしい世界観に魅了された1人。
藤城さんは今月の17日で90歳というからまた驚き(@ ̄□ ̄@;)!!
年を重ねても世界屈指の影絵作家として向上心を持ち続けていられるって本当にすごすぎる。
ちなみに、今回の福岡での展示は『太宰府天満宮』、『博多祇園山笠』、『中州』をモチーフにしたご当地オリジナルの影絵もあった。皆さんにお見せ出来ないのが残念。
広島の原爆ドームの影絵もあったな。
戦争を体験したからこそ描く気になれなかった絵も、最近は戦争を体験したからこそ描くべき対象に変化していったらしい。
そして、ポスターにもなっている代表作↑の写真の絵は、『アリスのハート』といって、
2005年に韓国のロッテ百貨店のAVENUEL館ができた時に依頼された絵らしい。(数年前にこの絵のクリアファイルを妹から貰っていた♪)
2005年は韓国の『か』の字も興味がなかった時期だから全然知らなかった。
アートは国境を越えるね。
これからも藤城さんの活躍を応援したいと思った。