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昔、通ったスパルタ文章教室&私が10年以上ブログを書く理由

「あなたの書いた文章は意味がわからない」

大学4年生の時に1年間だけ文章教室に通っていた。

上の言葉はその初日に先生に言われた言葉だ。

先生は父親と同じくらいの年代、元新聞記者で全国紙の論説委員まで務めた人だった。

毎回、先生が次の作文のテーマを決めて、受講生は作文を書いてあらかじめ提出する。

教室の日はみんなの作文を先生がコピーし、みんなで一つの作文を読みながら先生の講評を聞くというスタイルだった。

受講生はほぼ母親世代の人たちで当時私が最年少だった。

何が楽しくてこの教室に通っていたのかというと、職人気質の先生は素人にも厳しくて容赦なくダメ出しもしたが、いいところは褒めてくれ、それが嬉しかった。

 

私がなぜ「あなたの書いた文章は意味がわからない」と言われたかと言うと答えは一つだ。

読む人のことを考えてない、独りよがりの文章だったから。

“人に読ませる文章は読み手のことを考えなければならない。”

と何度となく言われた。

その後、福岡を離れて就職したので、先生とも文章教室とも疎遠になったがそんな時代もあったなぁと先日ふと思い出した。

 

さて、このブログはというと、未だに自己満足の域から出ていない。

かつての先生には怒られると思うが、これはこれで満足しているからいいと思う。

先日、観た映画「浅田家!」で

“写真は記憶を補うもの”

というようなフレーズが最後のほうに出てきた。

私にとっても“このブログは記憶を補うもの”

忘れていた過去のことでもこのブログを見れば思い出せる。

過去に浸るのは好きではないが、人生の歩みは残したいと思う。

その先に誰かの何かになればいいなとは思うけど基本的には自己満足のために書いている。

でも誰かが読んでくれるとやっぱり嬉しい。

2010年10月から始めたブログも11年目に突入した。今後もよろしくお願い致します。

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この記事を書いた人

現在は福岡情報を中心に旅行、グルメ、日々のあれこれを綴っています。

食べること全般、コーヒーとカフェが大好物!

海外は近場が好きです。2013年までは韓国中心でしたが、ここ数年は台湾に縁があり台湾記事が多めになっています。

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